実験失敗の記事を書くのには慣れている。

Joecell experimenter’s guide に沿って行ったJoecell再現実験も上手く行かなかった。上手く行かない時はどうするこうするという指南まで書かれていたが、「左手でダメなら右手でやってみろ」という記述もあって、全ての対処法を試すのは不可能だ。

綺麗な湧水を汲んでセルに入れた。
電解質として水酸化カリウムKOHを入れて、12V-1A流れるようにした。
初めは水面に大きなあぶくが出てきて白いもやも立ち込めた。
1日5分ほどの通電を繰り返した。
次第に流れる電流が低下してきた。1A→0.5A程に低下した。

通電したまま数時間放っておいたこともあって、新しい湧水を取りに行って、セルも全部ばらして表面をヤスリで研磨し直して再スタートした。
4週間ちびちびチャージするつもりでスタート。
またKOHを入れて12V-1.5A流した。
今度は一日1分程の通電を繰り返した。
通電すると白いもやは発生するが、もう大きなあぶくは出来なくなった。
日ごとに電流が低下していき、発生するもやも少なくなった。

3週間ほどやって、電流は12V-0.5Aまで低下した。もやもほとんど出ないし、泡も出ない。

金属表面がコーティングされてしまって電流が流れないという良くある失敗パターンなのだろう。表面のコーティングをヤスリで削ってやり直しても同じ状態になるのだろう。

この実験は失敗としよう。

そして次は、JoeCell Mark1を試してみようと思う。今度こそ上手くいくなんか思っちゃいない。

なんだろうこのサイクルは?
バイオ技術を駆使して人間を作ったが動かない。魂を入れなきゃ動かないよ。みたいなサイクルなのだろうか。