いまさらだが、不労所得のキャッシュフローはあるに越したことはない。

一番強力な分類は間違いなく不動産である。

次いで保険である。あ、これは保険会社の話なので、保険料を払っているあなたのことではない。

経済安定期、下降期においては、証券は危うい。

ソフトウェアのライセンスもプラットフォームがゆらゆらで、不労たり得ない。

製造業の特許取得はライセンス収入を主目的としたものではない。

特許制度の主目的は「産業の発展」らしいが、実際に企業で働いてみると、ある特許があるから作らないという選択を迫られる場合もある。かといって出願者は特許を盾に製造するわけではない場合、、、時に産業の発展は停止する。

そんな世の中で個人が発明をすることもできる。個人の発明。

資産家ではない個人が不労所得を得ようとした場合でもいくつか道はある。

漫画を描いてもいい。小説を書いてもいい。プログラムを書いてもいい。発明をしてもいい。作詞作曲をしてもいい。これらは著作権なり特許権なりを主張してその使用権を与える権利(代償に金銭を受け取る権利)が発生する。その機会があるかないかは別の話。

発明は先進性が必要である。技術の公開を目的とした場合は出願手数料が発生するがどんどん出願して技術を公開するべきだ。しかしライセンス収入を目的とした場合はいくら先進性があろうとも出願すればよいというものではない。

例えば、ばかばかしい一例として、大昔に自動車の各ランプが切れたことを教えてくれるシステムを考えたとする。彼は特許出願をした。さぁ彼はライセンス収入を得られたかと言えば否である。作詞・作曲も良い例である。権利が発生することに先進性なんか全く必要とされない。

ライセンス収入獲得失敗の例は、市場的にユーザーの価値観的にどうでもいいことである場合。時代が早すぎた場合など。

「雨傘」に関する特許が良い例だろう。傘というのは持って歩くのが面倒くさいし、いろいろ不便な点が多い。それを解決する発明をしたところで、断言するが商品化も普及もされないし、発明者は一銭のライセンス収入も得られないであろう。実際に傘に関する発明は多く出願されており、出願文書を読めば、なるほど便利だと思うものもある。私も雨の中を歩くたびに雨に濡れずに済む方法など考えている。出願者の多くも考えていたに違いない。
でもね、世の中は雨に濡れずに済む方法だとか、傘を持ち歩かずに済む方法なんか、求めてないんだよ!

雨に濡れるくらいならまだいい。次に考えなきゃならないのは「雪下ろし」だ。みんな屋根の上に上って毎年何人も亡くなっている。これも地上から雪を下ろす方法はあるし、特許も出ているし製品もある。でもなかなか普及はしないし必要なところに届かない。屋根に上るのが当たり前になると、道具で楽をしようという発想が芽生えない本人にも問題はあるかもしれない。もし私が雪国に住んでいたら当然のごとく屋根に上らずに雪を下ろす方法を考えて実施する。でも私のような人間は少数派なのだ。どうやらそれが現実社会。

技術の公開ならば夢想家による出願でも良い。ライセンス収入を目的とするならば、、、「しっかり現実社会を見る」必要がある。現実社会があまりにもお粗末であるならばお粗末であることを認める目が必要である。

現実社会を見る目を持てればプロの発明家である。

エジソンやドクター中松は現実社会を良く見たプロの発明家である。比較するとニコラ・テスラは現実社会を見なかったため最後まで収入は乏しかった。 しかしどちらもプロの発明家なのだ。言うなればエジソンは発明家B、テスラは発明家Aなのである。(AB理論より)

収入のためにはBのやり方で、新時代を切り開くためにはAのやり方で良いとこ取りをすればいいのだ。

まだまだ書けるが、結論は文頭の一行なので、ここまでにしておこう。