「純と愛」は歴代の連続テレビ小説の中でもトップクラスの面白さ。

ストーリー、キャスティング、演出、どれもすばらしい。

純(夏菜)の元気と笑顔が良い。愛(風間俊介)も良い。
クランクアップ後にNHKの朝のトーク番組に登場していろんな裏話など話してくれてとても面白かった。劇中では家事も料理も万能で無口な愛だが、演じる風間俊介はまったく料理できなくて撮影の合間はしゃべりまくるというガッカリな暴露。
長い撮影期間中、風間俊介が徐々にやせてきて、それに合わせなきゃならない夏菜が怒って、風間俊介にいろいろ食べさせて太らせようとしていた話など。

しかし、この二人が波乱万丈繰り広げるだけでは、少なくとも私は見続けなかったかもしれない。

このドラマの中には、視聴者を引き込んで離さない二大ツンデレが仕掛けられていたのだ。

・待田誠(岡本玲)
・チュルチュルこと宮里羽純(朝倉あき)
*ここに待田多恵子(若村麻由美)を加えて三大ツンデレとしてももいいけどね。

もうとにかくドラマの序盤~中盤は、誠ちゃんは嫌な感じで登場して人当たりもきつくて全く笑わないんだ。
チュルチュルちゃんも「御意」とか「無理」とか熟語しか話さなくて全く笑わないんだ。
そんな状態がしばらく続いて、我々は気になって目が離せなくなるのだ
・・・この頃には純の笑顔はもう見飽き始めている(笑)

ドラマも終盤になってやっとチュルチュルちゃんが心を開いて笑顔を見せてくれた。
それからは、メインキャストの後ろで時々かわいい笑顔を見せるようになった。
次いで、ホテルサザンアイランドのプレオープンで待田家の歴史的な和解で誠ちゃんも笑顔になった。
マスクも外して、空気がおいしぃーって満面の笑顔で叫んでいた。

誠とチュルチュルはまだ決着がついていない。来週はチュルチュルの恋の物語がありそうな予感。

物の価値が希少性によるところが大きいとすれば、笑顔の希少性(いわゆるツンデレ)にも価値を見出すこともできる。