暖かくなってきたのでHHOガスでエンジンを動かしてみようといろいろやり始めました。
ガス発電機GE-900Bを使っています。

 

ドライセルです。タンクから発生したHHOガスは左のバブラーを通り、逆火防止弁を通って、エンジンのエアフィルターの後ろ(スロットルバルブの前)に流れていきます。逆火防止弁は水槽などで使うストーンで作っています。

12V-10Aくらいで動作します。電解質はKOHを適当に溶かします。

まず駐車場で実験。

避けなければならないのはドライセルの破裂とKOH水溶液の液漏れです。
怖いのでドライセルにはダンボール箱をかぶせました。

10秒くらい通電してガスを発生させたら(怖いので)一度スイッチを切り、発電機のリコイルスターターを引きます。
コトコトコト・・・・ おお!手ごたえあり。

今度は20秒くらい通電してガスを発生させて(やはり怖いので)一度スイッチを切り、リコイルスターターを引きます。
コトコトコトコトコト・・・・・おおいけるかもしれない。

通電してガスを供給しながらのイグニッションは怖いので、もう一度10秒くらい通電して、スイッチを切ってからリコイルスターターを引くと、

バン!!!

(耳)キーン・・・・音が聞こえないょ。。。

爆発した!

かぶせていたダンボールに穴が開いてバブラーの蓋がめり込んでいる。
バブラー内のHHOガスが爆発したようだ。容積にして200ccもないがかなり派手な爆発だ。
でもここで止まってよかった。KOHのタンクは薄いポリ容器だからこの内部が爆発するとえらいことになる。

それにしても問題は、逆火防止弁が機能しなかったことだ。
エアストーン方式ではだめなのか。常にガスを押し出し続けていれば防止弁で止まった可能性はある。 エンジンも逆火しやすいのか。

爆発した時の対策としては、バブラーの水量を多くし気体容積を小さくすることで、爆発時の衝撃は小さくなる。そしてダンボールなどのカバーは必須である。

逆火を止める対策としては、①ホース内にスチールウールなどいろいろ詰める。②スロットルバルブ直前は怖いのでエアフィルター手前からガスを入れる。

そして駐車場での実験はやめて、周りに誰もいない河川敷などでやろう。

追記:5/4

逆火防止弁を強化した。 エアーストーンフィルタ→スチールウール詰めシリコンチューブ→アポロコック(逆止弁付)の3段セーフティー構成にした。入出力で少し差圧が生じる。

 

実験のため、山の中の公園に行く。
いつもはがらがらの駐車場がGW連休ということもあり、車でいっぱいだ。
ここじゃあやしい実験はできないということで、近くに見つけた空き地へ車を止める。

セットアップは右の写真の通り。
ドライセルは筒タイプとした。KOH濃度調整しなおして、12V-10Aで効率は悪く発熱するが、数分のお試しなのでHHOガスが出ればよしとした。SUS管をボルト締めしているのでこいつが破裂することはないだろう。

20秒くらい通電してガスを発生させて、スイッチを切り、恐る恐るリコイルスターターを引きます。
ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、ドッ、・・・・・ おぉ!回った。 数秒間だが連続してピストンが動いたよ。

そのあと、何回か繰り返したが、一発目が一番回った。最初は何が違ったのだろうか。空燃比かな。
そしてなんどやっても逆火する様子がない。

いよいよ通電してガスを発生させながら、リコイルスターターを引いてみた。
ガス生成直後から引いても上手く回らない。ある程度ガスが出て経路にたまったところで 引くと何回かコトコトコト・・と手ごたえあり。

そして、コトコトコト・・・・ポン!!!と逆火した。
前回のバブラーのような大きなHHOガス空間がないので大きな音は出ないし、どこまで火が戻っているのかわからないが、何回かに1回は逆火する。
リコイルスターターを引く前に生成したガス量が多ければ、始動しやすくなるが、同時に逆火しやすくなる。動くことは動く

逆火させないアイデアとしては、キャブレターへの燃料注入経路からガスを注入してやった方が理にかなっているかもしれない。配管の改良は非常に面倒くさいが。
あとはできることならば点火タイミングを遅くしたい。ブタン燃料に比べてHHOの燃焼速度は速い。ブタン用のタイミングだとノッキングを起こしてシリンダーの回転にブレーキがかかってしまう。しかしこのエンジンはフライホイールマグネット方式のイグニッションコイルなので、タイミングを遅らせるには、別の回路とコイルを用意しなければならず面倒くさい。

さいごに、従来のブタン燃料で動作テストをする
ドライセルは外して、カセットガスを一度取り付けて、配管内に燃料を吸い込ませたらカセットガスを取り外す。ごくわずかな燃料が配管内に存在するだけだ。リコイルスターターを引くと、ガガガガ・・・・と快調に回る。1分くらい余裕で回る。排気量もすごい。
ため息が出る。 もうわざわざ水なんて使わずに、ブタン燃料でいいじゃん。安いし。それかディーゼルだよ。菜種でも麻でも油を絞ってディーゼルエンジン回せばいいんだよ。わざわざ水なんて使う必要ないんだよ。。。。という気分にさせてくれる動作テストを終えて、帰宅する。

改めて気付いたこと:HHOガスだけシリンダー内で爆発させてもピストンはあまり動かない。体積が膨張しないからである。体積膨張させるために、水を入れる必要がある。キャブレターのニードルから霧状で吸い込ませるのが理想である。

追記:さらに改良した逆火防止器を作った。
塩ビパイプにスチールウールをぎゅっと詰める。あまり詰めすぎるとガスも通らないのでほどほどに。
逆火テストの様子。キビキビと動作しています。