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マグロのような大きな表面積のある物体が(いくら流線型をしてるからとはいえ)時速数十キロの速さで泳ぐのは面白い。尾びれをバタバタやってもそんなスピードは出ない。

ではマグロやカツオはどんな仕組みで泳いで水中を推進しているのか。彼奴等はゆっくり泳ぐ時はたしかに尾びれを大きくゆっくり動かすが、速く泳ぐ時は全身を小刻みに振動(バイブレート)させている

オールを漕ぐように負荷を感じながら筋肉を動かしているのではない。貧乏ゆすりがいつまでやっても疲れないように、共振させるようにブルブルブルブルと全身を振動させるのである。

魚の形状と振動数と周囲の媒質(海水)との推進抵抗がマッチしたところで、ものすごいスピードで進むことができる。

「振動翼」という翼の分類がある。実用化されてもいるし、さらなる研究もされている。多くの研究はいかに翼を動かして周辺媒質(水や空気)を押し出すかに主眼が置かれているようでいささか視野が狭いように思える。

マグロやカツオを見習うべきだ。彼奴等は水を押し出そうなんかしてない。ただ周りの水に引っかかるような周波数で振動しようとしているだけなのだ。

これは空を飛ぶ鳥や虫にも言える。低速で飛び始める時はたしかにバサバサと大きく空気を漕ぐが、あとは空気にマッチした振動数で振動する(それよりも風に乗る方が簡単かもしれない)

こういった自然模倣技術を使いこなせれば、スクリューやプロペラを使わなくても高速に媒質中を推進することができるようになるだろう。

人間自身も振動することでカツオ泳法が登場するかもしれない。スキージャンプの飛距離が伸びるかもしれない。おそらく最初にやるのは日本人だろう。そして欧米がルールを改正するだろう(笑)チベットの僧はルン・ゴン・パで空も歩いているようだし。。。
余談だが、今の競技スポーツは筋力至上主義で筋肉で水や空気を押し出すやり方だ。柔道は力ではないが、JUDOは筋肉のスポーツになってしまった。そして少なからずの若者がJUDOをやり始めた。「筋肉で解決する」というスポーツ文化を改めたいものだ。筋肉ではなく骨を使え(甲野善紀)と言うことだ。

共振型振動推進についても着目しています。情報お持ちの方はコメント欄に残していただけるとありがたいです。