朝日と夕日ではスペクトルが異なる。
人間の目の感覚が朝と夕で違うので違った色に見えるというわけではない。
夜間に冷やされた大気を通ってくるのと、日中の温められた大気を通ってくることの違いだとの解説もあるが、そのあたりを自分で測定してみたい。光とエーテルのなんたるかを身をもって知りたい。

個人で買える分光計をいろいろ調査しています。

カラーCCDのRGBフィルタでなんとなくのスペクトルを得るタイプはNG。グレーティング(回折格子)できっちり分光してラインセンサで計測するものが必要。フィールドで測定するのでハンディタイプが望ましい。ノートPCとUSB接続するのはなかなか持ち歩くには手間。

ネットで検索するといくつも出てくるがまぁ高い。OceanOptics製は小型USBタイプで30万円とかする。USB接続でちょっと取り回しが悪い。こういうのはだいたいファイバ入力になっている。分光光度計の組み込み用を想定されている。

今注目しているのは2つ。どちらもグレーティング分光のハンディタイプでディスプレーにスペクトル表示できる。

セコニック(日本)のスペクトロマスターC700

UPR tek (台湾)のスペクトロナビ MK350N

MK350はいろいろなタイプがあるが、計測データを手持ちのタブレットへ送る350Dがかっこいい(紹介動画のオチが面白い)

で価格もチェックしています。価格は楽天市場の税抜き実売価格(2015/7現在)

メーカー 型番 価格
セコニック C700 140,000円
UPRtek MK350N 160,000円
UPRtek MK350D 170,000円

おっと2015年4月にセコニックの新製品C7000が発売された。標準価格は250,000円
これでC700の値段が少し下がるかな

これらは、照明環境を計測するプロ仕様なのでそこそこ高い。

しかし作り自体はとても簡単だ。
例えば浜松ホトニクスのマイクロ分光器C12666maのようなセンサーを使えばいい。ちゃちゃっとマイコンで制御してディスプレーに表示するなりメモリカードに転送するなりするだけだ。
こちらのサイトで個人でも購入できそう(共同購入かな)。価格+送料で4万円。arduinoモジュールという括りで売られている。なんとも素敵なモジュールだ。電子工作の範囲がぐっと広がる。

セコニックもUPRtekもおもちゃ版など作らないだろう(むしろハイスペック機のラインナップが増えるばかりだろう)し、他の日本のメーカーも作れないだろう。
5万円以下でディスプレー付きのハンディ分光計を作ってくれそうなのは中国か台湾だ。日本には期待できない。

日本と中国のものづくりの姿勢について書きたいが、趣旨と異なるのでまたの機会に