Steve’s Micro SSTCを参考に作ったテスラコイル第1号です。
SSTC テスラコイル全景
電源モジュール
AC100Vを24V-5Aのトランスを通して、ブリッジダイオードとコンデンサ(50V 2200uA)で平滑してDC24Vを作っています。
過電流保護として、トランスの前に10Aブレーカーと、4Aくらいのリセッタブルヒューズ(ポリスイッチ)を通しています。
リセッタブルヒューズは平滑後につけるのが正解ですが、ブリッジダイオードの前についています(間違えてそのままです)

共振コントロールモジュール
定常共振状態では、2次コイルからの強烈な放電をアンテナで受けて、その信号でFETドライバをON/OFFするようになります。
アンテナは30cmくらいの適当なコードをコイルの方に伸ばしておけばOKです。右下写真の緑のケーブルがアンテナです
最初にFETをONにしてコイルに電流を流すトリガとして、ボタンやタイマIC555を使います。
このセットアップで700kHz(+高調波)で動作するので555だけでは共振動作点を探すのは困難です。
555からのパルスとアンテナからのパルスはFETドライバの前で合成されてしまいますが、555からのパルスは抵抗で減衰しているのでアンテナからのパルス信号が支配的にFETをドライブしています。

FETモジュール FET
パワーFETをいろいろ試しました。
IRFP250,2SC3307,2SK2847などなど
IGBTでもOKです。GT60N322(秋月で売っています)
次から次へとぶっ壊れますので、必要数×5は用意しましょう。
定常共振動作に成功すれば、感覚的にはどのFET,IGBTも大差はありません。
写真は悪い例ですが、ゲート端子までの配線は極力短くします。

ソース・ドレイン間に、高耐圧ファストリカバリダイオード(FRD)と高耐圧コンデンサを入れます。 私の回路には4700pF2kVが入っています。
FET周りの回路は壊れて何度も取り替えることが前提です。
そのため半田付けなんかせずに、端子台に取り付けるのが便利です。

放熱対策
FETにはヒートシンクが必要です。一応ファンも付けました。
FETがONのまま3~4秒DC電流が流れたらヒートシンクがあってもあっという間に温度上昇しFETは壊れてしまいます。
上記の過電流保護は電源の保護であってFETがまず先に壊れます。
FETが壊れるとドレイン-ソースがショートした状態になることが多いので注意が必要です。
FETの温度を測定するのには放射温度計が便利です。ホームセンサーなどで3000円ほどで売っているので重宝しますよ

コイルモジュール
コイル設計は以下のとおりです
1次コイル:φ10cm塩ビ管に太目のケーブル3ターン
2次コイル:φ7.5cm高さ16cmの塩ビ管に0.32mmエナメル線を500ターン
2次コイルの下側はとりあえず電源モジュールのGNDにつなぎます(大地アースが理想か?)
上側は剥き出しでOKです。
うまく動作しない時は、まず最初に1次コイルを逆につなぐところから試してみてください。
コイルは電動ドリルなどを利用して回転させながら巻くのが正解です。
エナメル線は切り売りのものだと上手く巻けませんので、ケチらずにドラムで買います。

動作
うまくセットアップがなされていれば、2次コイル先端からブシューと放電が起こります。
蛍光灯を近づけると明るく光ります。
LEDの片足を持って近づけても光ります。
近くの家電は誤動作するかもしれません。
うちの場合は決まってDVDプレーヤの電源が入ったり、トレーが開いたりしました。
割り箸を近づけると燃えます。とにかく楽しいです

動作デモ