以前にもちょっと思ったことを書きましたが(こちら参照)また性懲りもなく考えています。

ポイントを挙げると、

1.テスラコイルは放電させずに動かす
放電はトロイドに収まりきらなくなった電荷が空中へ逃げ出す現象で、放電時には放射型の電磁波が発生する。
これらの電力は全てムダになる。
バリバリ放電させている時はテスラコイル自身大きな電力を消費しているが、放電させない状態では電力消費はごくわずかだ。

2.非放射の近接磁場を発生させる
磁界発生の動作は電源トランスと同じだ。
コイルの周囲に交番磁界を発生させるが、それは光速で発散する磁界ではない。
電源トランスの二次側に誘導結合された負荷をつながなければ電力消費がないことからわかるように、近接磁界の発生自体にエネルギーロスはない。

3.二次コイルがあることで拡大送信機となる
一次コイルだけでもワイヤレス電力伝送はできる。共振させれば効率は良くなるだろう。
ただし、受信側のアンテナ(コイル)は一次コイルの面上30cm以内に近づけなければならない。
携帯電話や電気自動車の充電ならこれでもよい。
二次コイルがあることで、この近接磁界が遠くまで届くようになる(ようだ)
その磁界はニューヨークからサンフランシスコまで達し、送電ロスはわずか3%だったという情報もある。

4.ループアンテナで磁界を共鳴的に受信する。
受信アンテナが拾うのは近接磁界の磁力線だ。
ループアンテナとコンデンサでうまく周波数をマッチングさせれば、エネルギーが取り出せる。
ポイントは受信アンテナと送電側のテスラコイルが、磁気結合しているということだ。

送電側のテスラコイルを動かすだけでは電力消費は微小だ。
10km先でA氏がアンテナを構えて100Wの電力を取り出した瞬間、送電側テスラコイルの電源から一次コイルに100W分のエネルギーが流れ込む。A氏がアンテナ回路を遮断し受信をやめれば、送電側のエネルギー伝送も止まる。
磁気で結合しているからこそ、誰かがエネルギーを取り出していることがわかるのだ。

5.エネルギーはどこから?
テスラコイルのタワーを建てるのは発電所の隣でなければならないだろう。
Aさんに100W送り、Bさんは2kW使い、Cさんは、、、と言っていたら、大電力が必要になってしまう。
結局、必要な電力を電源からテスラコイルまで流さなければならないからだ。
余談だが、ニコラテスラは、ナイアガラの水力発電施設の隣に送電タワーを建てろというスポンサー提案を蹴って、大きな発電所のないニューヨークのロングアイランド・ワーデンクリフに建てた。
テスラは、発電所なんか不要だ。電力は地球と大気中にいくらでもあるではないか。という構想があったとかなかったとか。
フリエネ業界では真空エネルギーという言葉が好きだが、一般物理分野でも地表と電離層が大きなコンデンサになっていて莫大なチャージが存在することがわかっている。その大気-電離層のコンデンサをテスラコイルの磁界で共振させれば地球全体が共振周波数で震えるだろう。容量Cがだいたい決まっているので共振周波数も決まっていて、ちょっとしたきっかけでいくらかは振動している。雷現象がこれに関係するようだ。
その周波数に合わせて各人アンテナを調節すればいくらでも電力が取り出せる。この時Aさんは、送電側のテスラコイルと結合して電力を送ってもらうのではなく、地球と同調して地球から電力を取り出していることになる。
というのがニコラテスラの世界システム。
技術レベルでは実現可能(?)だが政治レベルで実現不可能だ。
研究するにしてもアマチュアのお遊びの域を超えない方がよかろうもん。