今週末もHHOの実験です。
動作以前の段階なのですが、いろいろやっているうちにだんだんわかってきます。
自分の頭の整理のためにまとめます。

HHOガス発生には2方式あります。
1.電極間にDC電流を流すタイプ
2.電界で水分子を分解するタイプ

タイプ1
電極は絶縁コーティングせずそのまま使用します。
電極構造はパイプでも板でもOK。
電極表面積と電極間距離でDC電流量が決まります。
バッテリーを使って12V-10Aで毎分3~6リットルのガスが発生。
水は温まる。
発生量の調整はPWMで行う。ガス発生量はPWMのON時間に比例。
この方式でのPWM駆動は効率を高めるためのものではない

タイプ2
電極はパイプ構造が主流。
少なくとも片方の電極は完全に絶縁コーティングする必要あり
VICで高電圧のパルス駆動。
電極間は絶縁されているので、電極のプラス側に印加されたパルス電圧は降下することはない。
電極間の絶縁が完全でないとそこから電流が流れるため、電極間電圧は上昇せず水分子の分解に必要な高電界が得られない。

今のセットアップです。*間違った状態です、マネせぬこと。
アウターパイプφ25mm,インナーパイプφ19mm。ストローを突っ込んでスペーサーとしています。
インナーパイプには絶縁として熱収縮チューブをかぶせてあります。が、チューブの上が空いているのでパイプ内側に水が入り込みます。したがって絶縁が全く不十分です。またインナーパイプからステンレス線でコンタクトを取っていますが、この線も水に触れずに絶縁処理を施す必要があります。

PCボードプロテクタという絶縁コーティングスプレーを塗るという手法もあります。
が、強度の問題で不安が残ります。ちょっと硬い部分でつつくとコーティングがはがれてしまいます。写真のように後からストローをぐいぐい押し込むとコーティングははがれてしまいます。

”コンディショニング”という手法もあります。慣らし運転を長時間続けると表面に水の不純物が集まってきて自然に絶縁皮膜が形成されるというものです。
まぁこの方法をやるのが正攻法なのだとは思いますが、はっきりした条件も定まってはいないようですし、何週間もやれとの文献もありますし、工業的にスマートかと言えばスマートではありません。
絶縁テープを巻く方式でやってみようと考えています。

高耐水、高絶縁、高誘電率、そして薄いこと、条件きびしぃ~。このテープをインナーパイプの外側に巻いたとしても水はパイプの中にも入ってきます→ということは絶縁にならないということを意味しますが、今後の課題です。
完全に絶縁するのはなかなか難しいものです。

次の写真はパルス駆動回路です。220V-12V 50VAトロイダルトランスをリバースモードで使っていますが、MOSFETのオープンドレインに直接つなぐと電流が振り切れてしまいます。しかたなく10Ω-10Wセメント抵抗を直列につないでいますがこれが熱くなるばかりで大きなエネルギーロスです。温度チェックには赤外線温度計を使います。

jlnlabsを参考に空芯(塩ビパイプと紙)バイファイラコイルを巻きました。
190turns, AWG24(0.5mm), 長さ19cm、直径2cmです。

ふぅ。ポリエチレン系の絶縁テープを探しにホームセンターへ行きます。

(追記) こんなテープを買いました。
基材:ポリプロピレンフィルム、 粘着材:アクリル系粘着材。
なかなか薄いです。厚さ表示はありませんでしたが、100um以下と推測。