コンディショニング的な動作をさせた結果、インナーパイプ表面に白いサラサラした粉ができました。
これが、効率良くHHOガスを精製するキーとなる酸化クロムの絶縁(誘電体)膜なのか・・・

まとめてみます。

パイプは、ホームセンターで買いました。長さ910mmのものをパイプカッターで200mm程に切ります。材質はSUS304。アウターパイプ径φ25、インナーパイプ径φ19、肉厚約1.5mmの表面ピカピカ研磨済み。オールステンレスパイプです。内側には溶接の痕があります。
インナーパイプの表面を布やすりで荒らします。#120くらいだったかな。忘れました。アウターの内側のやすりがけは行っていません。

余計な漏電をなくすために、アウターの外側にはポリプロピレン粘着テープを巻いてあります。
パイプを重ねて、ギャップにストローを3本突っ込んでスペーサーとしました。

コンディショニング動作です。
直流安定化電源をそのままつないでDC電流を流しました。極性はアウター+、インナー-です。
パルスでやった方がよいのかもしれませんが、膜形成が目的なのでDCでよいだろうと判断しました。

電圧は5V~10V位で電流は0.2~0.5A位流れます。
気が向いたら動かして気が向いたら休ませます。動作時間15分~30分。

1日1時間~2時間、水を替えたり、水の外で1日乾かしたり、3日ほど期待せずにパイプをばらしたら写真のような状態でした。
とにかくコンディショニングはその目安がわかりません。どうなったら完成なのか、本当に3ヶ月もやり続けなければいけないのか、毎度毎度電圧・電流と発生ガス量を測定しながらやるのは面倒です。水は透明なままで若干黄色みががる程度です。ドロドロの茶色いものができたり、剥がれ落ちるほど分厚い膜ができる気配もありません。

膜の形成にはパイプの表面状態が大いに効いてくることがわかりました。
ツルツルのまま実験した時はまったく白い層はできませんでしたが、今回多少やすりがけしたことで写真の状態になりました。しかしやすりがけしなかったアウターの内側はツルツルのままです(極性の関係もあるかもしれませんが)。
もっと表面を荒らすか、表面研磨なしのパイプを使えばもっとはっきり”白い層”ができることでしょう。

電気特性としては、一度電圧を印加すると電源を切っても1~2V程のチャージがいつまでも残ります。コンデンサになっている証拠ですね。チャージの影響か容量計に数字は出ませんでした。抵抗は無限大となり(?)、コンデンサを形成しているようです。コンディショニング前は抵抗0だったと記憶している。
ということは、そろそろパルス駆動が活きてくるかもしれない。完全に絶縁でもダメ、抵抗0でもダメ。ある程度の電圧で誘電体膜が絶縁破壊してパルスが増幅されるポイントで動作させることがキーなんじゃないかと考えている。

とにかく、考えることと手を動かすことはただなんだ。いくらでもやってやれ。