DRYCELLの電極構造の違いによるガス発生の振る舞いをいろいろ観察しています。

共通条件
電圧:12V
電解質:重曹
電極厚さ:1mm
ギャップ:約1.5mm
動作電極サイズ:約12cm×12cm

1)+nnn- (従来タイプ)
電流:4A ガス発生:0.2LPM 効率:4.2ml/min/W

2)-nnn+nnn-
電流:5.5~6A ガス発生:0.25~0.3LPM 効率:4.2ml/min/W

3)+nnnn- (中間電極を1枚追加した場合。上記と電解質濃度若干異なる)
電流:1A ガス発生:0.06LPM 効率:5.0ml/min/W

こちらのサイトを参考に中間電極を追加しました。
中間電極は1枚当たり2~2.4Vが良く、それ以上は熱のロスになる。12Vなら4枚が良いとの見解。
電極がアンバランスなのはダメ(-nnn+nnn-とか)という情報を元に、今回3)をやってみました。

う~む。少し効率が上がったように見えるが絶対量が全然実用レベルではない。

電気分解には最低1.3V必要なのはわかるとして、次に議論すべきは電界強度(V/m)つまり電極数とギャップ間隔の関係だ。残念ながらこのドライセルのスペーサは1.6mmで簡単に薄く置き換えられるものではない。ギャップ間隔を狭めれば電流量が増えることもガス発生量が増えることも容易に想像できる。効率がどうなるか試す必要あり。

追記2011.6.5
4)+nnn-nnn+nnn-
電流:9A ガス発生:0.4LPM 効率:3.7ml/min/W

手持ちの電極全て使ったセットアップ。いまいちだな。どうやったら1LPMという数字になるんだ。 あとできるのは電解質を変更するくらい。NaHCO3→KOH

ギャップ狭める1.6→1.0mmもやりたいが、この仕様では難しいので、新設計するにあたってのチャレンジとなる。