最近のザ・フナイは、エネルギー関連の天才技術者の記事が増えていて、とてもわくわくしながら読めます。

8月号では、井出治氏が寄稿しており、さっそく「パンドーラの遺産」を購入し、1日で読みました。

清家新一氏の研究所に乗り込み、EMAモーターを追いかけて、新しいモーターを考えて、、、、私がやりたいことを順を追って全部やっています。

この本が出版されたのが1996年で、何で今頃知ったのか悔やまれます。まぁタイミングというものがあるのでしょう。当時大学入学したばかりでこの本を読んでいたらそれはそれでおかしなことになったかもしれません。知る・出会うというのは早すぎた遅すぎたということはなくBestなタイミングで知るようになっているようです。

井出氏の奮闘期には多くの人物が登場して皆が関わりあい助け合いをしているのが私にはとても印象的でした。(たいしたネットワークもなく先駆者の後追いを細々とやっている私の今の期間はどんな意味があるのだろう。。。)

また、入出力の電力や波形を測定するのに多くの計測器を使っていること。スポンサーがついていること。

などなど、町のアマチュアは天才・プロと同じ仕事はできないのだと痛感しました。

10月に新刊が出るのでそちらも期待大です。(それを兼ねたザ・フナイ寄稿だったのでしょう)

 

井出氏の文献も読めます。エネルギー保存則を破ったと書くと学会誌の審査では即没なので、そう書かずに上手くごまかして無事学会誌に掲載されました。そのあたりのいきさつも面白いです。

Increased voltage phenomenon in a resonance circuit of unconventional magnetic configuration,” J. Appl. Phys.,. 77(11), (1995), pp. 6015-6020

 

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エネルギー保存則があるから永久機関はできない」 という言い方は論理がおかしいのですがわかりますか。

別の例を同じ論法で挙げてみればよくわかると思います。

「進化論があるから人は猿から進化した」

「ヴェルヌーイの法則があるから翼には揚力が生じる」

「i=envSであるから、電流が多く流れるなら導体中の電子の速度が速いのだ」

大自然のぱっと見の現象を人はよく観察してモデリング(仮定)した。それがいつのまにかそのモデルが自然現象を成すのだと信じ込む輩が多くでてきた。i=envSのモデルを自然の真理だと思い始めたらヤバイですね。いや大学というところはその教化をする機関でもある。氏曰く学会とは宗教団体だと。しかし宗教団体の中にも理性分別ある人はいるもので、手は貸せども脳みそと魂までは売らない賢者も多いのである。

そういう賢者やレジスタンスのネットワークが欲しい(体制を打ちのめす気はないが)。サイエンスや真理や哲学について話がしたいだけなのだ。方針は同じでも権威の統率なき会合はむつかしい。有象無象があつまり、町の発明家のカラオケ大会のようになってしまうからだ。

これから論文を読みます。ファラデーの起電力、フレミングの起電力、そして未知の正方向の起電力(Positive EMF)についてです。

ふぅ~やっと16年前の情報に追いつくのか。先は長いがアンテナ張っておけばどんどん情報は入ってくるものだ。今は誰かと議論するなんてまだ早いのかもしれない。まず読んで読んで追い付こう。