浜松市沿岸域の防潮堤等の整備に関する三者基本合意

1 一条工務店グループは、静岡県に対し浜松市沿岸域の防潮堤整備に用いる費用として、平成24年度、工事の進捗に応じて平成25年度以降の2ヵ年度において各100億円、合計300億円を寄附すること。
2 静岡県は、できるだけ早い時期において、防潮堤の整備に着工し、これを竣工すること。
工事対象区間は、浜名湖入口東岸から天竜川西岸までの約17.5 ㎞とすること。
防潮堤の規格は、静岡県第4 次地震被害想定の前提となる津波高を上回る高さを確保するものとし、三者協議の上、十分な安全性が確保できる構造、強度等とすること。
3 静岡県は、馬込川河口部の津波対策として、三者協議の上、水門整備など必要な対策を迅速に行うこと。
4 浜松市は、防潮堤整備に必要となる土砂を確保するとともに、防潮堤の整備等に関する地域住民の協力、理解促進のため、県と連携・協力して住民・各種団体等への説明を行うこと。
平成24年6月11日

静岡県/浜松市沿岸域の防潮堤等の整備に関する寄付の申し出について(静岡県Webサイト)

これは全国ニュースにもなって、概ね好意的な受け止められ方をしている。

しかし防潮堤ってなんだ。コンクリートの壁のことか。”なのであれば”私はこの工事には反対だ。

もちろん、まず説明があってどうするこうする議論をするのであって、金を出したのだからといってよかれと思ったことをやりたいようにやるわけにはいかない。

「三者協議」という言葉はよく使われる。多くの場合は県(官)、企業(民)、地域住民のことを言い、自然(地球)は蚊帳の外となる。だから地球に悪いことを決め放題。それが三者協議である。
多くの場合、地域住民は自分達の安全や利便を言うばかりでけっして自然の代弁者ではないのだ。

いま経済成長著しいブラジルでは電力確保のためアマゾン川に巨大なダムを建設しようと計画しており、アマゾンの住民は猛反発している。川というのは地球の血管である。そこを停めたらどうなるか。循環が悪くなったら自然は別の手段で循環を起こしバランスを取ろうとする。無知な人々はそれを災害と言う。

木を切る、土をコンクリートで覆う、砂浜をコンクリートにする、水と空気の流れを堰き止める。
”地球からしてみれば”最近は災害続きだ。人が侵入して害を及ぼさないように防人堤でも作ろうか、少し駆除しようかと考えても不思議ではない。でも母なる地球はやさしいんだ。

三者協議という行政の場では間違ってもこのように自然の代弁をしてはいけないんだよ。なんちゃって。